お正月になると食べる定番の料理の一つがお雑煮です。
実は、「関東の雑煮」と「関西の雑煮」では作り方や味付けが違います。
どのような違いがあるのでしょうか。
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「関東の雑煮」と「関西の雑煮」の意味の違い
「関東の雑煮」と「関西の雑煮」の違いは、汁、餅、具材などに表れます。
「関東の雑煮」は、しょうゆをベースにしたすまし汁に具材を入れていきます。
具材は、角餅を中心に鶏肉や人参、大根、かまぼこ、三つ葉などです。
餅は焼いてから入れることが多いです。
さっぱりとした味付けで楽しむのが「関東の雑煮」と言えるでしょう。
「関西の雑煮」は、白味噌をベースにした味噌仕立ての汁を使います。
具材は丸餅を中心にして、大根や人参、里芋などを入れます。
餅は関東とは違い、焼かずに煮て食べます。
関東で角餅を入れるのは「敵をのす」とげんを担いで、のし餅を切り角餅にして雑煮の具材にしたことが由来とする説があります。
関西が丸餅なのは、丸く収めるというげんを担いだことからきています。