「定規」と「物差し」の違いとは?

「定規」と「物差し」は幼少期から使用するなじみの深い文房具ですが、形状が似ていることもあり違いが分かりにくいです。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「定規」と「物差し」の意味の違い

「定規」と「物差し」は形状が似ていますが、本来の使用用途が異なります。

「定規」は、「定規」の外にはさみやカッターをあててカットすることや、筆記用具を使って線を引くことが目的です。
そのため、長さを測るための目盛りがついていないこともあります。
目盛りがある場合にも、定規の端より少し内側から目盛りがスタートします。

一方で「物差し」は長さを測ることが主目的です。
そのため、目盛りは端から始まっています。
また、「物差し」は長さを測ることが主目的の道具のため、まっすぐな形状をしたものが多いです。

「定規」と「物差し」にはこのような違いがありますが、実際には「定規」で長さを測ったり「物差し」でカットしたりという使い方もされていますね。