「対応」と「応対」の違いとは?

「対応」と「応対」という言葉は、ビジネスの場面などで使う機会の多い言葉ですね。
順序が反対になっていますが、意味が近いため使い分けが難しい言葉です。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「対応」と「応対」の意味の違い

「対応」と「応対」では対象が異なります。

「対応」とは状況に対して対処や行動をすることです。
「対応」する状況はトラブルや災害、事件など多様であり、それぞれに対して適切な処置を考え行動していくことが「対応」です。
「対応」は、「クレーム対応」など、人に対して行動することだと考える人も多いですがそうとも限りません。
トラブルや災害は人が関わっていなくても起こるものです。

一方で「応対」は人に対してすることです。
「応対」は「(誰かの)相手になってする受け答え」のことです。
相手からの連絡や来客に対して「応対」する場面では、直接人に対して関わることになります。
「対応」は状況、「応対」は人に対してとおおまかに分けられますね。