何かに手を置いて動かす動作に対して使われる「なでる」「さする」「こする」という言葉。
違いがわかりにくいこの3つの言葉には、どのような違いがあるのでしょうか。
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「なでる」と「さする」と「こする」の意味の違い
「なでる」「さする」「こする」はどれも対象物に手などを当てて動かす動作には変わりありません。
主に強さなどで分けられます。
「なでる」「さする」はやわらかな動作で、「こする」は強い動作です。
「なでる」は手を対象の表面にやさしく当てて、ゆっくりと動かすこと。
動物や子どもなどに対して、愛情表現を目的として行うことが多いですね。
「さする」は漢字で書くと「摩る」。
軽い摩擦を起こす程度の力で手を動かします。
病気などによる痛みを和らげる目的で行われることが多いです。
「こする」は漢字で書くと「擦る」。
削り取るほどの力をもって繰り返し動かすことを意味します。
「こする」は手の動作以外にも使われることの多い言葉です。