「ねだる」と「せがむ」と「せびる」の違いとは?

欲しいものや必要なものがあった時に取る行動に使われる「ねだる」、「せがむ」、「せびる」という言葉。
使われる場面が似ていて違いが分かりにくいですが、どのような違いがあるのでしょうか。

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「ねだる」と「せがむ」と「せびる」の意味の違い

大きく分けると「ねだる」と「せがむ」が似ていて、「せびる」は大きく違う意味を持っています。

「ねだる」と「せがむ」はともに、何か欲しいものや必要なものがあった時に、親しい誰かに甘えて要求する場合に使います。
「ねだる」は主に子どもの行動に使います。
小さい時におもちゃが欲しくてねだったことのある人は多いでしょう。
「せがむ」は主に大人の行動に使われます。
物ではなく行動を要求する時に使われることが多いですね。

「せびる」は、弱みに付け込んだりして、お金や物品を他人に要求することを意味します。
「せびる」には、お金を得るためには手段を選ばない狡猾さが含まれています。