世界的に有名な日本食と言えば「すし」ですね。
「寿司」「鮨」「鮓」と3つの漢字があり、店によって違う漢字を使っていますが、この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「寿司」と「鮨」と「鮓」の意味の違い
「鮨」と「鮓」は古くから使われている言葉ですが、「寿司」は江戸時代に生まれて現代では最も一般的になった表現です。
「鮨」と「鮓」の歴史は長いです。
日本ではなく中国で使われていた言葉で、今から2000年以上前に既に使われていました。
しかし、現在の日本の「すし」を表していたものではありません。
「鮨」は塩辛に似たようなもの、「鮓」は現在での塩と米で川魚を発酵させた「なれずし」に該当します。
日本に「鮨」と「鮓」の表現が伝わった時には既にこの2つは混同されていました。
他方で「寿司」は江戸時代を起源とする当て字。
「寿(ことぶき)」を「司(つかさどる)」というめでたい当て字で、現在では広くこれが使われています。