「臭い」と「匂い」と「香り」の違いとは?

生活を送っていると漂ってくる「におい」。
「臭い」「匂い」の2つの漢字があり、「香り」も似た意味を持っています。
この3つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「臭い」と「匂い」と「香り」の意味の違い

「臭い」「匂い」「香り」では、対象の「におい」に対して感じる快・不快が異なります。

「臭い」は不快なにおいを対象にします。
「生ごみの臭い」「腐った臭い」など、不快な場面でのみ使われます。
「くさい」と読まれることからもわかりますね。

「匂い」は嗅覚で感じるもの全てを対象にした言葉です。
快いにおいも、不快なにおいも表現することができます。
ただし、不快なにおいに対しては「臭い」が使われることが多いため、「匂い」は快いものに対して使われる機会が多いです。

「香り」は花など、快く感じるにおいが対象になる言葉です。
花以外にも、香水やスパイスなど、嗅覚で感じると気持ちよくなるものに使われるのが「香り」です。