日常的によく使う言葉である「送る」と「贈る」は使い分けが難しいですね。
この2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
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「送る」と「贈る」の意味の違い
「送る」と「贈る」の違いを考える時には感謝や愛情などの感情がこもっているかを判断基準にするとわかりやすいです。
「送る」には感謝や愛情などの感情はこもっていません。
単に物など様々なものを、ある場所に移動させることを意味します。
例えば、宅配便を送る、取引メールを送る、手紙を送るなどと使います。
一方で「贈る」にはその時々に応じて感謝、愛情、敬意などの感情がこもります。
そのため、プレゼントを贈る、はなむけの言葉を贈るなどと使います。
基本的には感謝に代表されるように肯定的な感情に対して使われる言葉です。
気をつけておきたい点として、状況によって使い分けが難しいことがあります。
例えば、「メッセージをおくる」という時に、祝福のメッセージだと「贈る」ですが、弔電などの場合には「送る」を使います。