日常でもビジネスの場でも使うことのある「進歩」「進捗」「進度」という言葉。
同じ漢字を使用し違いがわかりにくいこの3つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「進歩」と「進捗」と「進度」の意味の違い
「進歩」は物事が良い方向に進んでいくことを意味します。
「技術の進歩」などの表現は日常的によく聞く表現ですね。
進歩は上限や目標が定まっているものではなく、良い方向に進むことそれ自体を指して使います。
「進捗」は、ある一定の目標に対して進み捗(はかど)ることです。
「進捗状況を報告せよ」などの表現がビジネスの現場で使われますが、これは目標に対しての現在の捗り具合を報告しなさい、ということです。
「進度」は進み具合のこと。
「進歩」は良い方向に進んでいくことで、「進捗」が目標に対して進むという限定的な使い方だったのに対して「進度」は様々な場面で使えます。
良い方向、悪い方向問わず、進み方の度合いを表す時には「進度」を使うとよいでしょう。