「共同」と「協同」と「協働」の違いとは?

人や団体が一緒になって動く際に使われる「共同」「協同」「協働」という言葉。
意味が似ていて使い分けが難しいですが、この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「共同」と「協同」と「協働」の意味の違い

「共同」「協同」「協働」は、どれも「人や団体が合わさって何かに取り組むこと」という意味の言葉ですが、それぞれ使われる場面が違います。

「共同」には、「一つになって物事に取り組む」という意味があります。
また「同じ条件のもとで共有する」という意味もあります。
後者の意味では「共同トイレ」と使われることがあります。

「協同」は、「協力して物事に取り組むこと」を意味します。
「共同」と比較するとさらに精神的なつながりに重きを置いた表現です

「協働」は「複数の人が協力して働くこと」を意味します。
それぞれの強みを生かして、一つの目的に進んでいくニュアンスが含まれています。
「協同」よりも、一緒に進んでいく意味合いが強くなっているのも違いです。