「見る」と「見つめる」と「眺める」の違いとは?

日常的によく使う言葉の「見る」「見つめる」「眺める」。
似た意味で使われることの多いこの3つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「見る」と「見つめる」と「眺める」の意味の違い

「見る」は「視覚から情報を得ること」を広く意味する言葉です。
その中には「見つめる」や「眺める」も含まれますし、少し毛色の違うものでは「調べる」「確認する」などの意味も持ちます。

「見つめる」は「視線を固定してじっと対象を見ること」を意味します。
「見つめる」は「凝視(ぎょうし)」とも言い換えることができます。
ただ対象に対して視線を向け続けるだけではなくて、自分の意識の全てを向ける意味も含んだ言葉です。

「眺める」は「見つめる」に比べて「ぼんやりと対象を見る」という意味で使われます。
一点に絞るわけではなく、視野全体で知覚することを意味します。
意識の面でもそれほど集中していない場面で使われる言葉です。
状況によって使い方が異なるのでうまく使い分けたいですね。