オカルトやホラーの世界で使う「幽霊」「妖怪」「お化け」という言葉。
使い分けが難しいこの3つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
「幽霊」と「妖怪」と「お化け」の意味の違い
「幽霊」とは、成仏することができない死者が生前関係のあった場所や人の前に現れたもの。
基本的に人の魂が「幽霊」になって現れるとされ、死装束を着た女性の姿で表現されることが多いです。
また、「幽霊部員」などのように、所属していても実際にはいないも同然だということを表現するために使われることもあります。
「妖怪」は、常識の範疇を超えた奇怪な現象や物体などのこと。
河童や鬼などが有名です。
ただし、霊的なものに限定して使うものではなく、奇怪なものなどに広く使うことができる言葉です。
「お化け」とは、本来あるべき姿形から変化しているものを意味します。
実際には「お化け」は幽霊や妖怪も含めて使うことが多いです。
なお、「お化けかぼちゃ」のように、サイズなどの面で普通ではないものを表すために使われることもあります。