「路地」と「路地裏」と「横丁」の違いとは?

街に張り巡らされた狭い道などを表す時に使う言葉に「路地」「路地裏」「横丁」があります。
使い分けが難しいこの3つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「路地」と「路地裏」と「横丁」の意味の違い

「路地」が一般的に意味するのは建物と建物の間の狭い道のこと。
民家と民家の間に挟まれた細い道などを指すことが多いです。

「路地裏」は「路地」よりももっと奥に入り込んだ場所を指す言葉で、人通りが少なく暗い場所をイメージさせる言葉です。
なお、「路地裏」が路地を中心にした場所のことを指すのに対して「裏路地」という場合には、道そのもののことを指します。

「横丁」は表通りから横に入っていく道のことで、この意味では路地と違いはありません。
ただし、「路地」が民家などの間にあることが多い一方で、「横丁」は道幅がもっと広く、店舗が並ぶ場合が多いです。
現在でも、飲み屋街などを称して「横丁」という場合が多く若い人にもなじみ深い表現でしょう。