夏の暑さがピークを迎える頃に使う言葉に「真夏(まなつ)」と「盛夏(せいか)」と「盛暑(せいしょ)」があります。
この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「真夏」と「盛夏」と「盛暑」の意味の違い
「真夏」と「盛夏」と「盛暑」はどれも、夏の中でも初夏などではなく、暑さがピークの頃に使う言葉です。
「真夏」は普段の会話の中でも使われるものです。
「真夏」がいつかということは日付で決まっているものではありませんが、日差しが照りつけ暑さが本格的に感じられる頃になってから使われる傾向にあります。
「盛夏」と「盛暑」は会話の中で使われることはほとんどなく、手紙の時候の挨拶などで使われます。
時期としては、おおよそ7月中旬から8月上旬ころまでは「盛夏」と「盛暑」を使っても良いでしょう。
なお、「盛暑」は「夏」よりも「暑さ」にフォーカスした表現で、古風な印象を与える表現です。
「盛夏」と「盛暑」を使うのは、一般的には梅雨明け以降のため挨拶を送る先の気候にも気を配る必要があります。