「利子」と「利息」と「金利」の違いとは?

ローンや借金について表現するときに使われる言葉に「利子」と「利息」と「金利」があります。
使う場面が似ていて使い分けが難しいこの3つの言葉には、どのような違いがあるのでしょうか。

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「利子」と「利息」と「金利」の意味の違い

「利子」と「利息」はほとんど同じ意味で使われています。
お金の貸し借りやローンに対する見返りとして、一定の割合で支払われる金額のことを指しています。
明確な違いはありませんが、一般的に借りた側からの表現では「利子」を使うことが多く、貸した側からの視点だと「利息」を使うことが多いです。
前者だと「借金の利子を払う」となり、後者だと「貸したお金の利息をもらう」となります。

銀行預金では「利息」と呼び、ゆうちょ銀行では「利子」と呼ぶことからも使い分けが明確でないことがわかります。

「金利」についてもほとんど同義で用いられます。
しかし、金利の場合には「金利0.1%」など、パーセンテージ表記で使われることが「利子」や「利息」との違いと言えるでしょう。