「夏日」と「真夏日」と「猛暑日」と「熱帯夜」の違いとは?

夏の暑い日を表現する際には「夏日」「真夏日」「猛暑日」「熱帯夜」などが使われます。
明確な違いを知らずに使っている人が多い言葉ですが、この4つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「夏日」と「真夏日」と「猛暑日」と「熱帯夜」の意味の違い

「夏日」「真夏日」「猛暑日」「熱帯夜」は気温によって分けることができます。

「夏日」は25℃以上の日を指し、「真夏日」は30℃以上の日を指します。
そして、「猛暑日」は35℃以上の日を指す言葉です。
一昔前までは、35℃以上になる日はほとんどなかったことから「猛暑日」という言葉はありませんでした。
それが、温暖化により頻繁に35℃を超えるようになったころから、報道では35℃以上の日を「酷暑日」と表現するようになったのです。
その後、正式な予報用語として気象庁が35℃以上を「猛暑日」と定めました。

「熱帯夜」は最高気温ではなく最低気温に注目した言葉です。
夜間の最低気温が25℃以上の日を「熱帯夜」と呼びます。