「池」と「沼」と「泉」と「潟」の違いとは?

水に関連する自然地形を表わす言葉は多くあります。
その中で意味が似ていてわかりにくいのが「池」「沼」「泉」「潟(かた)」の4つです。
これらの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「池」と「沼」と「泉」と「潟」の意味の違い

よく使われる「池」と「沼」は厳密に分けることができません。
ある程度の目安があるので、それに基づいて分けられています。
「池」は自然にできたくぼみに水が入り込んだ場所や、人が地面を掘り、水を入れることで作った場所を指します。
水の深さは5m以下のところを指すのも特徴です。

「沼」は「池」と同じく水深5m以下ですが、「池」よりも大きいと考えてください。
そして、「池」に比べてモなどの植物が多く生えるのも特徴です。

「泉」は地中から水が湧出しているところを表します。
「沼」や「池」のように、くぼみに溜まった水ではなく、湧いてきた水によって構成されます。

「潟」は海水などによってできています。
砂州によって海が部分的に隔離された部分に、潮が満ちると出現します。