魚料理の代表的なものに「刺身」「お造り」「あらい」「たたき」があります。
違いがわかりにくいこの4つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「刺身」と「お造り」と「あらい」と「たたき」の意味の違い
最もなじみのある「刺身」は魚などを生のまま包丁で切って食べる料理です。
当初は切り身と呼ばれていましたが、「切る」という言葉を避けて「刺身」と呼ぶようになりました。
「お造り」は「刺身」の別名です。
「刺す」という言葉が関西で嫌われたことから、関西では魚を切る行為を「作る」と表現して、刺身が「作り身」と呼ばれるようになりました。
それを丁寧に表現して「お造り」と呼ばれています。
「あらい」はコイやスズキなどの白身魚を薄く切って、冷水や氷で冷やしたもの。
身が締まってさっぱりとした味わいになります。
「たたき」はアジやイワシなどを、刻んだネギやショウガなどと一緒に包丁でたたいて作った料理です。