「濃口醤油」と「薄口醤油」の違いとは?

料理に使う醤油には「濃口醤油」と「薄口醤油」があります。
違いがわかりにくいこの2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「濃口醤油」と「薄口醤油」の意味の違い

「濃口醤油」と「薄口醤油」と聞くと、味の濃い薄いで区別されていると考える人が多いですがそうではありません。

「濃口醤油」と「薄口醤油」を区別しているのは色の濃さです。

「濃口醤油」は色が濃く、関東を中心に使われています。
「濃口醤油」は醤油生産量の80%以上を占めていて、その用途も様々です。
お刺身などにつけるように卓上調味料として使われることもあれば、汁物や煮物などに使われることもあります。

「薄口醤油」は関西地方で主に使われている醤油で色が薄いです。
京料理など、上品に仕上げる料理に使うのに向いています。
「薄口醤油」の色が薄いのは製造過程の発酵を早い段階で止めているため。
塩分濃度自体は「濃口醤油」よりも「薄口醤油」の方が高いです。