「煎茶」と「番茶」と「ほうじ茶」の違いとは?

「煎茶(せんちゃ)」や「番茶(ばんちゃ)」や「ほうじ茶」など、多くの種類がある日本茶。
日本人でも違いを知らない人が多いかもしれません。

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「煎茶」と「番茶」と「ほうじ茶」の違い

「煎茶」は早摘みの茶葉を蒸した後、もみながら乾燥させたお茶のことです。
このようにして作られた煎茶は、70度程度のお湯を注いで1~2分おいて、味と香りを引き出してから飲むのが一般的です。

「番茶」は夏以降に収穫した茶葉を使います。
作り方は煎茶と同様で、番茶も煎茶の一種ですが、収穫が遅いぶん茶葉が固くなるので、品質は低めとされています。

この番茶をさらに炒って作られるのが「ほうじ茶」です。
香ばしい香りが特徴的なお茶で、地域によっては「ほうじ茶」のことを「番茶」ということもあります。

ちなみに、筆者の親は新潟県出身ですが、「ほうじ茶」のことを「番茶」と言います。