「コンサート」と「リサイタル」の違いとは?

ポップスのライブやクラシック音楽の演奏会まで広く使われる「コンサート」と、聞く頻度が少ない「リサイタル」。
この2つの違いはなんでしょうか。

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「コンサート」と「リサイタル」の違い

「コンサート」と「リサイタル」の違いは、演奏やパフォーマンスをしている人数にあります。

「コンサート」は大人数による演奏やパフォーマンスを表すので、オーケストラによる演奏やオペラなどは「コンサート」です。
一方、バイオリンやピアノの独奏、そしてオペラ歌手が一人で歌う場合などは「リサイタル」となります。
「リサイタル」は一人で行う演奏や歌唱のことを指します。
歌手の場合はバックにオーケストラがつくこともありますが、あくまでメインは独唱なのでその場合も「リサイタル」です。

ただし、「コンサート」と「リサイタル」は主にクラシック音楽の分野で区別されるもので、他のジャンルでは一人でパフォーマンスをしていても「コンサート」と呼ぶことがほとんどです。
クラシック音楽以外では、全てを一人で歌いきるパフォーマンスであっても「リサイタル」と呼ぶことはほとんんどありません。