小学校や中学校の社会の授業で学ぶ「二期作」と「二毛作」。
ぼんやりとは理解していても、違いがわかりにくいこの2つの違いはなんでしょうか。

「二期作」と「二毛作」の意味の違い

「二期作」と「二毛作」は、両方とも同じ耕地で年に2回作物を収穫する方法。
しかし、栽培する作物が1種類か2種類かで違いが出ます。

「二期作」は、同じ耕地で同じ種類の作物を1年に2回作る方法です。
主に「二期作」が用いられる作物は米ですが、ジャガイモなどで行われることもあります。

一方、「二毛作」は同じ耕地で違う2種類の作物を作ること。
春から秋、秋から春などと1年を2回に分けて違う作物を栽培します。

「二期作」と「二毛作」をうまく活用して栽培、収穫を行うと、トータルの収穫量を増やすことができるので有効です。
しかし、気候や耕地の特性などをしっかり見極めた上で行う必要がある農法なので、難易度も高いことが特徴。
どの種類の作物で「二期作」「二毛作」を行うかはしっかりと考えることが大切です。