「クリスマス」と「クリスマスイブ」の違いとは?

日本でも冬の一大イベントとして定着した「クリスマス」と「クリスマスイブ」。
2日続けてありますが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「クリスマス」と「クリスマスイブ」の意味の違い

日本では、「クリスマス」のイブ(前日)が「クリスマスイブ」と考えている人が多いですが、実は違います。

「クリスマス」は、もともとキリスト教のお祝いの日で、イエス・キリストの降誕を祝って12月25日に行われるものです。
そして、「クリスマスイブ」はクリスマスの夕方(イブニング)のこと。
「クリスマスイブ」のイブは、前日という意味ではなく夕方の意味なのです。

なぜ前日が「クリスマスイブ」となっているかは、暦に注目するとわかります。
ユダヤ暦をもとにした教会暦を使っている場合、日付が変わるのは日没になります。
つまり、24日の日没から25日の日没がクリスマスになるのです。
そのため、教会暦での「クリスマスイブ」は、一般の暦での「クリスマス」前日に該当するのです。