「感心」と「関心」の違いとは?

日常的に使う機会が多い言葉ながら使い分けが難しい「感心」と「関心」。
似ているこの2つの言葉の違いはなんでしょうか。

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「感心」と「関心」の意味の違い

「感心」と「関心」では意味が大きく違います。

「感心」は、立派なものや素晴らしいものを見て心を動かされることを意味します。
文字通り、心で感じる状態を表しています。
感心の対象は人によって様々で、ありとあらゆるものが対象になりえます。
才能や態度、アイディアなど、人の数だけ感心するものがあります。
「感心する」「感心した」などの形で使うことが多いですね。

一方「関心」は、物事に対して興味を持つことを表しています。
「関心の低さ」「関心を持つ」などの形で使うことが多く、「感心」のように心が動かされて感動する意味は含まれていません。

両方とも物事に対して自分の心が向いている点では同じですが、その意味は異なります。
誤用されることが多い言葉なので気をつけて使い分けたいですね