「特徴」と「特長」の違いとは?

似ている意味を持ち使い分けが難しい「特徴」と「特長」。
混同されることの多いこの2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「特徴」と「特長」の意味の違い

「特徴」と「特長」は、他に比べて目立っている部分について言及している点では同じです。悪いところも含むか含まないかで使い分けができます。

「特徴」は、悪い点か良い点かにかかわらず、他と比較した際に目立っていることを表します。
例えば、人のことを「特徴的な人だ」と言う時には、ほめていることもあれば馬鹿にしている場合もあります。

一方で「特長」の場合は、良い意味で際立っている場合にのみ使い、悪い点については使えませんので要注意です。
ここでの「長」は「長所」などに近い使い方と言えますね。

使い分けが難しいですが、悪い意味には「特長」を使うことはないことを覚えておきましょう。
例えば、「この商品の特長は…」「彼のプレーの特長は…」などと使う場合にはすべて長所について言及する使い方です。