「夕焼け」と「夕暮れ」の違いとは?

1日の終わりを象徴する言葉で、音楽や小説などの芸術分野でもよく使われる「夕焼け」と「夕暮れ」。
同じものと考えられがちなこの二つにはどのような違いがあるのでしょうか。

スポンサーリンク

「夕焼け」と「夕暮れ」の意味の違い

「夕焼け」は現象のことで、「夕暮れ」は時間帯を指します。

「夕焼け」とは、日が沈む時間帯に地平線付近の西の空が赤く染まる様子のことです。
天気が良い日や雲がほとんど無い日にはきれいな「夕焼け」を見ることができます。
「夕焼け」と同様に朝には「朝焼け」を見ることができます。

「夕暮れ」は日没付近の時間帯のことを指します。
夏と冬で夕暮れの時間は大きく変わりますが、日が沈む頃の時間帯を夕暮れと呼んでいます。

「夕暮れ」は日没の時間帯のことなので、毎日経験できるものです。
しかし「夕焼け」は気象条件がそろわないと経験できないですね。
曇りの日や雨の日には、「夕暮れ」の時間帯にも「夕焼け」を見ることはできません。