「延期」と「順延」と「延長」の違いとは?

予定を延ばす時に使う言葉に「延期」と「順延」と「延長」があります。
どれも近い意味があって使い分けが難しいですが、この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「延期」と「順延」と「延長」の意味の違い

「延期」と「順延」と「延長」は、「予定を延ばすこと」には変わりありませんが、それぞれ延ばし方に違いがあります。

「延期」は、「予定していた期日を後ろの日付に変えること」です。
変更後の期日は事前に決まっている場合もあれば、延期することが決定した時点で決められることもあります。

「順延」は、「予定していた期日を順繰りに変更していくこと」です。
ある期日から翌日へ、翌日も無理ならその翌日へといった形で変更していきます。
「順延」は翌日にずらしていくところがポイントです。

「延長」は少し毛色が違います。
すでに決まっていた期間を延ばすことで、期日自体の変更はありません。
例えば、1日から3日までの開催期間を4日までに延ばす場合などが「延長」ですね。
「延長」は、カラオケなどのように時間単位で延ばす場合にも使います。