寿司ネタとしても大人気の「ウニ」は漢字で書くと「海胆」「海栗」「雲丹」の3つの書き方があります。
同じ「ウニ」を表していてる3つの漢字にはどのような違いがあるのでしょうか。
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「海胆」と「海栗」と「雲丹」の意味の違い
「海胆」と「海栗」は基本的に同じ使い方です。
トゲがついた殻付きのウニのことを表します。
「海胆」の語源は、食べられる部分である生殖巣が生物の胆、つまりは肝臓にも見えること。
そこから、海の胆と書くようになりました。
一方「海栗」の語源は、チクチクしたトゲを持つ姿が栗に似ているためです。
生物としてのウニを表す時には、どちらの表現も使われます。
「雲丹」は上記の2つとは異なり、食品としてのウニのみを指します。
さらに、通常のウニではなく、塩漬けされたウニにだけ使うのが「雲丹」です。
基本的には、「雲丹」は加工されたもののみに使われる漢字だと覚えておきましょう。