「祝日」と「祭日」と「祝祭日」の違いとは?

最近では、ゴールデンウィーク以外にも秋の休みが連休になることもあります。
これは「祝日」の並びにもよりますね。
仕事や学校も休みになる「祝日」と、似た意味で使われる「祭日」や「祝祭日」にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「祝日」と「祭日」と「祝祭日」の意味の違い

1月1日の元日から始まり、成人の日や春分の日、海の日など、「祝日」はたくさんあります。
最近では新たに「山の日」が誕生しました。
現在、休みになる日は全て「祝日」で、「祭日」や「祝祭日」というのは誤りです。

「祭日」は、1947年に皇室祭祀令(こうしつさいしれい)が廃止されるまでは使われていた言葉です。
皇室で祭典などを行う日を指したもので、祝日と同じく国家の休日となっていました。
そのため、祝日と合わせて「祝祭日」と呼ばれていたのです。

現在では「祭日」は存在しないものの、当時の名残から「祭日」や「祝祭日」の言葉が使われることもあります。
また、かつての「祭日」が「祝日」に引き継がれているものもあります。