公園を表す言葉には「国立公園」「国定公園」「国営公園」「国民公園」などがあります。
違いがわかりにくいこの4つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

「国立公園」と「国定公園」と「国営公園」と「国民公園」の違い

「国立公園」と「国定公園」は自然公園法に基づいて指定される公園です。
人工的に作られたものではなく、基本的に自然の中にあります。
「国立公園」は景勝地の中でも優れた場所として指定された公園で、原則として国が管理します。
「国定公園」は「国立公園」に準ずるものとして、同じく国から指定された公園です。
基本的には「国立公園」の方のランクが上になりますが、指定される際の基準は明確に示されていない現状もあります。

「国営公園」は人工的に作られた都市公園です。
有名なところでは「国営昭和記念公園」などがあります。

「国民公園」は国が管理する公園の内、自然公園と都市公園を除いたものを指します。
具体的には、皇居外苑、新宿御苑、京都御苑が該当します。