「春彼岸」と「秋彼岸」の違いとは?

年に2回ある彼岸には、「春彼岸」と「秋彼岸」があります。
2つの彼岸にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「春彼岸」と「秋彼岸」の意味の違い

彼岸は仏教の世界で、あの世(彼岸)とこの世が通じやすくなると考えられている時期です。
そのため、お墓参りをして先祖供養をするのです。
仏教的な意味では、お墓参りだけではなく善い行いをする期間として、お寺参りなども大切だとされています。

では、「春彼岸」と「秋彼岸」では違いはあるのでしょうか。
実は、時期以外に大きな違いはなく、どちらも先祖供養をするものです。

「春彼岸」は春分の日を中日にして、前後3日ずつの合計7日間。
「秋彼岸」は秋分の日を中日にして、前後3日ずつの合計7日間です。

大きな違いはありませんが、お供えものに違いがあります。
「ぼたもち」と「おはぎ」を彼岸にはお供えしますが、春彼岸では「ぼたもち」、秋彼岸では「おはぎ」と呼びます。
「おはぎ」と「ぼたもち」は同じものなのですが、季節の花になぞらえて呼び方を変えています。